Server/Storage

IBM Spectrum Storage Software Defined Storageで実現するクラウド&ビッグデータ時代のストレージ変革

IBM Spectrum Virtualize (IBM SAN ボリューム・コントローラー)

300種類以上のSANブロック・ストレージを仮想化

IBM Spectrum Virtualizeは、10年以上にわたり10,000システムを超える出荷実績があり、SANストレージ環境の柔軟性とデータ経済性を向上させます。既存ストレージにもリアルタイム圧縮や階層化などの先進技術を適用でき、SANストレージへの投資効果を一層高めることができます。

製品概要

IBM SAN ボリューム・コントローラー(以下、SVC)は、IBM Spectrum Storageファミリーの一部であるIBM Spectrum Virtualizeの機能を提供します。この製品は、10年間を超えてインフラストラクチャーの柔軟性とデータの経済性を改善し続けています。その革新的なデータ仮想化機能は、IBM Storwizeファミリー全体の基盤となっています。SVCは、仮想化とReal-time Compressionなど、保管済みデータからビジネス上の価値を引き出すための最新のストレージ・テクノロジーを提供します。さらに、このシステムは、新しいSVC Data Engineを組み込んでおり、今日の要求の厳しいエンタープライズ・アプリケーションによって生成される膨大な量のデータのサポートを支援します。SVCは、あらゆる規模の企業向けに前例のないレベルの効率性、使いやすさ、信頼性を提供するように設計されています。

高度な仮想化により、ストレージの機能性、
経済性、柔軟性を向上
専用ハードウェアによって強化されるデータ圧縮を
活用して効率とパフォーマンスを実現
IBM Real-time Compressionを使用して
最大5倍の※1 アクティブ・データを保管
フラッシュ・ストレージを含む階層型ストレージを、
IBM Easy Tierにより自動的に最適化
  • アプリケーションを中断せず、仮想化されたストレージ・システム間で透過的にデータを移動
  • リモート・ミラーリングのネットワーク使用効率を向上させて、コストを削減
  • 可用性を高めるマルチサイト構成により、データ移動を実現

データはビジネスにおける新しい「通貨」、つまり今日の企業にとって最も重要な資産です。実際、データからビジネス上の洞察を獲得している企業は、競合他社より優れた業績を達成する可能性が2倍高くなっています。しかしながら、企業のうち、72%はビッグデータの活用を開始していないか、まだ計画段階にとどまっています※2。一方、企業がデータの保管・管理にコストと時間をかけすぎる傾向があります。平均的な企業では、毎年24%も多くのストレージ容量を購入していますが※3、実際に使用しているのは容量の半分未満です。※4

IBM Spectrum Storageファミリーの一部であるIBM Spectrum Virtualizeソフトウェアで構築されたSVCは、ストレージ・リソースの管理を一元化することで、ビジネス・アプリケーションの可用性とリソースの使用率を高めるストレージ仮想化システムです。SVCは、管理コストを増やすことなく、ITインフラストラクチャー内のストレージ・リソースの管理と有効活用を、リアルタイムで迅速かつ効率的に実現します。

SVCに組み込まれたIBM Spectrum Virtualizeを使用してストレージを仮想化することで、新規ストレージも既存のストレージも有効に活用できます。そして、従来であればディスク・ システムに個別に導入されていた多くの機能を、単一の仮想化システムであるSpectrum Virtualize Data Platformに搭載することによって、仮想化ストレージ全体にわたって機能を標準化し、柔軟性を高めてコスト削減の可能性を提供します。

IBM Spectrum Virtualizeが提供する機能は、あらゆる仮想化ストレージにメリットをもたらします。例えば、Easy Tierはフラッシュ・ストレージの使用を最適化します。Real-time Compressionは、同じ物理ディスク・スペースでアクティブなプライマリー・データを最大5倍保管可能にすることで効率をさらに高めます。※1さらに、Thin Provisioningはプロビジョニングの自動化を促進します。これらの機能は、シームレスに連携して動作するため、管理作業の軽減につながります。そして、既存のストレージ資産の耐用年数を延ばし、コストの削減に貢献します。

※1 データ圧縮率はIBMにおいて計測した結果に基づきます。圧縮率は、データの種類や内容により変動します。
※2 エグゼクティブレポート参考:Michael Schroeck、Rebecca Shockley、Janet Smart、Dolores Romero-Morales、Peter Tufano「Analytics: The real-world use of big data(英語 1.23MB)」、IBM Institute for Business Value and Said Business School at the University of Oxford、2012年10月
※3 TheInfoPro参考:「Wave 17 Storage Study(英語)」、451 Research、2013年10月
※4 IBMのストレージ・インフラストラクチャー最適化の調査(2014年4月)

特長とメリット

  • ストレージ・リソースのための単一の管理ポイント
    管理効率を向上
    ビジネス・アプリケーションの可用性が向上
  • 複数のストレージ・システムのストレージ容量をストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)上にプール
    ストレージを単なる一連のデバイスとしてではなく、ビジネス要件を満たす1つのリソースとして管理
    従来の「SANアイランド」という問題を解決し、管理者はストレージ要求に応じてより適切に配備
    ストレージ資産の使用率を向上
    ストレージ・インフラストラクチャーの物理的変更からアプリケーションを分離
  • IBM SAN ボリューム・コントローラー(SVC)Data Engineのクラスター・ペア
    信頼性の高いハードウェア基盤
    ハードウェアの単一障害点を回避する設計
  • IBM Real-time Compression
    ストレージ・システムの有効容量を最大5倍に拡大。コストやスペース所要量、消費電力量、冷却コストを削減
    アクティブなプライマリー・データなど幅広い要件で使用可能
    ハードウェア・アクセラレーターによるデータ圧縮はデータ・ストレージの経済性の転換に貢献
  • フラッシュ・ストレージのサポート
    重要なアプリケーション・データに非常に高いパフォーマンス性能を提供する設計
    フラッシュ・ストレージ間のデータ移行をダウンタイムなくサポート。HDDにもデータをコピー可能
  • IBM FlashSystemのサポート
    IBM MicroLatencyなどの高度な機能により、優れたパフォーマンスを実現
  • IBM Spectrum Storageファミリーの使いやすい管理インターフェース
    ストレージ・ベンダーにかかわらず、Webブラウザーを使用してネットワーク上の任意の場所からアクセス可能な単一のインターフェースで、ストレージの構成、管理、サービス作業を実施
    管理者は既存のストレージ資産をより効率的に使用可能
  • IBM Storage Mobile Dashboard
    システムの正常性やパフォーマンスを安全に検査するための基本モニター機能を提供
  • 動的なデータ移行
    データを使用しているアプリケーションをオフラインにすることなく、デバイス間でデータを移行可能
    アプリケーションを中断することなくストレージ容量を管理、拡大
  • 階層型ストレージの管理
    階層型ストレージ環境において、インフラストラクチャーのコストを抑えながらパフォーマンス要件に対応可能
  • ネットワーク・ベースの拡張コピー・サービス
    IBM FlashCopyにより、複数のストレージ・システム間でデータをコピー可能
    必要に応じて近距離間、長距離間でデータをコピーし、可用性の高いストレージ・ソリューションを構築
  • Bridgeworks SANrockITテクノロジー
    ネットワーク帯域幅の使用を最適化
    ネットワーク・コストを削減またはコピー・サイクルを加速し、リモート・データの精度を向上
  • IBM HyperSwap
    最大300km離れたデータセンターから、データの単一コピーへの、可用性の高い同時アクセスを提供
    データセンター間でストレージと仮想マシンにおいて中断せずに移動を実現
  • Thin Provisioningと「スナップショット」コピー
    データが変更された場合にのみ物理ストレージを使用することで、物理ストレージ要量を大幅に削減
    オンデマンド・ストレージ・プロビジョニングの自動化により、ストレージ管理者の生産性を向上
  • IBM Tivoli Storage FlashCopy Managerのアプリケーション認識型スナップショット
    IBM DB2、Oracle、SAP、Microsoft SQL Server、VMware、Microsoft Exchangeに対するパフォーマンスの 影響を最小限に抑えて、アプリケーション認識型スナップショット・バックアップを即実行
    Microsoft Exchangeデータの高度できめ細かい復元

仕様

共用SMPプロセッサー構成
1個(オプションで2個)のインテル Xeon E5-2650v2 2.6GHz プロセッサー(8コア) 
プロセッサー・メモリー エンジンあたり32GB(オプションで64GB)
ホスト・アダプター・インターフェース 最大8個の16Gbps ファイバー・チャネル
最大12個の8Gbps ファイバー・チャネル
3個の1Gbps iSCSI
4個の10Gbps iSCSI/FCoE(オプション)
内蔵フラッシュ・ドライブのサポート IBM Spectrum Virtualize Data Engineのペアあたり最大48個のフラッシュ・ドライブ
最大ストレージ容量 内蔵ストレージ:入出力グループあたり物理容量として最大76.8TBのフラッシュ・ドライブ容量または8ノード・クラスターあたり最大307.2TB
外付けストレージ:有効容量として最大32PB
内蔵フラッシュ・ドライブのサイズ 200GB、400GB、800GB、1.6TB
内蔵フラッシュ・ドライブのRAIDレベル 0、1、5、6、10

  • 下記の資料をダウンロードいただけます。
  • IBM Spectrum Storage ファミリー
    すべてのデータから大きなビジネス価値を

IBM、IBMロゴ、その他各ストレージ製品は世界の多くの国で登録されたIBM Corp.の商標です。