Server/Storage

IBM Spectrum Storage Software Defined Storageで実現するクラウド&ビッグデータ時代のストレージ変革

IBM Spectrum Scale (General Parallel File System テクノロジー)

コモディティ・サーバーで構成するグローバル・ファイル・アクセス

IBM Spectrum Scaleは、1998年から第一線のスーパーコンピューターで信頼性が高く効率的な帯域幅のデータ基盤を支えてきたファイル・システムです。クラウドやアナリティクスに求められる優れたスケーラビリティと俊敏性を備え、グローバルな共有アクセスを実現します。拡張性が求められる各種製品・サービス(Storwize V7000 Unified、Scale Out NAS、Elastic Storage on Cloud、Elastic Storage Server、DB2 pureScale)にも採用され、一般企業にも広く普及しています。

製品概要

IBM Spectrum Scaleは、IBM General Parallel File System(GPFS)、実績あるスケーラブルかつ高性能なデータとファイルの管理ソリューションです。IBM Spectrum Scaleは、極めて優れたスケーラビリティ、フラッシュによって加速したパフォーマンス、フラッシュからディスクとテープに至るまでのポリシー・ベースの自動的なストレージ階層化を備えたストレージ管理を提供します。IBM Spectrum Scaleは、ストレージ・コストを最大90%削減するとともに、クラウド、ビッグデータ、アナリティクスの環境におけるセキュリティと管理効率を向上させます。


IBM Spectrum Scaleの入手方法

ソフトウェアのみのソリューション
ほぼすべてのハードウェア・プラットフォームで実行でき、ほとんどすべてのブロック・ストレージ・デバイスをサポートします。IBM Spectrum Scaleは、Linux、AIX、Windowsをベースとするシステムで稼働します。IBMはIBM Spectrum ScaleをIBMのz Systemプラットフォーム上のLinuxでも使用できることを発表しました。
統合されたIBM Elastic Storage Serverソリューション
ハードウェア、ソフトウェア、サービスがバンドルされたオファリングであり、インストールと、グラフィカル・ユーザー・インターフェースによる管理容易性を組み込んでいます。Elastic Storage Server(ESS)は、卓越したエンドツーエンドのデータの可用性、信頼性、保全性を提供して、IBM Spectrum Scale RAIDなどの独自のテクノロジーを採用しています。
クラウド・サービス
サービスとして提供されるIBM Spectrum Scaleは、IBM Softlayer クラウドで大量のデータとファイルを管理するための高性能、スケーラブルなストレージ、統合されたデータ・ガバナンスを提供します。

製品詳細

  • コモディティ・ハードウェアによって、初期コストや総保有コストを大幅削減
  • 多様なニーズへの対応、柔軟性の向上、非構造化データに対する俊敏性を実現
  • ポリシーに基づくストレージ管理の自動化で、ストレージ・コストを最大90%削減
  • POSIX、NFS、SMB、OpenStack Swiftへの対応により、ファイルとオブジェクトのストレージ・アクセスを実現
  • 読み取り専用のローカル・キャッシュにより、I/Oパフォーマンスを最大6倍高速化

IBM Spectrum Scaleは、データセンター全体の、仮想化、アナリティクス、ファイルとオブジェクトのユース・ケースを単一のスケールアウト型データ・プレーンに統合します。IBM Spectrum Scaleは、これらのデータのすべてに単一のネームスペースで対応することで、管理の一元化を実現します。その結果、さまざまなストレージ・クラスへの階層化が行えるとともに、世界のどこからでもアクセスできるため、適切な場所、適切なタイミングで、データを確実に使用できるようになります。IBM General Parallel File System(GPFS)をベースとするIBM Spectrum Scaleは、ストレージ・コストを最大90%削減するとともに、クラウド、ビッグデータ、アナリティクスのほか、テクニカル・コンピューティングのデータの世界クラスの信頼性、スケーラビリティ、可用性を提供することで、データの増加に対応します。IBM Spectrum ScaleをSoftware Defined Infrastructureに組み込むことで、データ・ワークフローの簡素化、サービスの向上、コストの削減、リスクの管理をすぐに実現できるほか、将来的な成長に向けて企業の体制を整えることができます。

特長とメリット

  • パフォーマンスとスケーラビリティ
    IBM Spectrum Scaleは、エンジニアリング設計、デジタル・メディア、データ・マイニング、リレーショナル・データベース、財務アナリティクス、地震データ処理、科学研究、スケーラブルなファイル・サービス提供など、大量のデータを使用するアプリケーションのニーズに対応する設計。10億ペタバイトのデータと数百GB/秒のスループットを超える規模に拡張可能
    IBM Spectrum Scaleのローカル読み取り専用キャッシュは、IBM Spectrum Scale クライアント・ノードに直接配置された低コストのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)またはフラッシュによって、CPUのデータ待機時間とネットワークとストレージの全体的な負荷を減らすことで、I/Oパフォーマンスを最大6倍高速化
  • 大規模なデータ管理を簡素化
    IBM Spectrum Scaleは、統合管理ツールによって、ペタバイト単位のデータと数十億個のファイルの管理を支援。単一のネームスペースによる容易な管理が可能で、リソースを追加するだけで必要に応じて迅速に拡張できるため、「ファイラー・スプロール」を排除可能
  • アクティブ・ファイル管理(AFM)によるグローバルなファイル共有
    IBM Spectrum Scaleでは、AFM分散ディスク・キャッシング・テクノロジーにより、世界のどこにいても低遅延でデータにアクセス可能。AFMは、IBM Spectrum Scale グローバル・ネームスペースを地理的な距離を越えて拡張して、自動的に管理することで、場所に関係なく高速の読み取り/書き込みパフォーマンスを提供。世界各地に分散しているチームのプロジェクトのスケジュールを加速して、生産性を向上
  • コスト効率の良い情報ライフサイクル管理
    IBM Spectrum Scaleは、情報ライフサイクル管理を向上させ、テープを含む複数のストレージ層を使用してデータ管理コストを大幅に削減。ポリシー・ベースの強力な自動化と階層化ストレージ管理により、パフォーマンス、ロイヤリティ、コストに基づいてデバイス(フラッシュ、SSD、ディスク、テープ)をグループ化することで、階層化ストレージ・プールの最適化が可能。テープに移行されても、データはファイル・システム上に表示されたままであるため、利用者はデータに直接アクセス可能
  • エンドツーエンドのデータの信頼性、可用性、保全性
    IBM Spectrum Scaleは、大規模なストレージ・インフラストラクチャーにおいて、単一障害点を発生させずに、システムのスケーラビリティ、極めて高い可用性、信頼性を提供。管理者は、ディスクやサーバーに障害が発生した場合に可用性を自動的に維持するように、ファイル・システムを構成可能。IBM Spectrum Scaleは、メタデータ操作やその他のIBM Spectrum Scaleクラスター・サービスを透過的にフェイルオーバーする設計であり、クラスター全体に分散可能。IBM Spectrum Scaleは、ノード、ストレージ、その他のインフラストラクチャーの障害から自動的に復旧するように構成可能
  • ネイティブな暗号化とセキュアな消去
    IBM Spectrum Scaleは、保存データの保護とセキュアな削除を提供。IBM Spectrum Scaleの暗号化は、セキュリティ・ブリーチ、無許可アクセス、紛失、盗難、不適切な破棄からデータを保護する設計。暗号消去は、ファイルを高速、シンプルかつセキュアに削除
  • OpenStackクラウドのSoftware Defined Storage
    IBM Spectrum Scaleは、OpenStackのオブジェクト・ストレージのSwiftをサポートすることで、パブリック・クラウド、プライベート・クラウド、ハイブリッド・クラウドを構築する設計者に、エンタープライズ・クラスのスケールアウト型Software Defined Storageの機能へのアクセスを提供。OpenStack向けのIBM Spectrum Scaleに対するIBMの構想は、データセンター全体や世界各地で接続された複数のデータセンター向けに単一のスケールアウト型データ・プレーンを作成すること。IBM Spectrum Scaleは、仮想マシン・イメージ、ブロック・デバイス、オブジェクト、ファイルを、データの保管場所に関係なく、単一のネームスペースに統合。Software Defined Storageの機能には、ポリシー・ベースのデータ配置を組み込むことが可能。パフォーマンスとコストのバランスを取るために、ソフトウェアによってデータをハードウェア(異機種混合、コモディティ、業界標準)上の最適な場所、(パフォーマンスとコストの面で)最適な層に適切なタイミングで配置
  • 非同期災害復旧
    障害発生時においてもデータを確実に維持
  • 幅広いアクセス・プロトコルのサポート
    マルチプロトコル・サポート。ネイティブ・アクセスによるNFS v3.0とv4.0、SMB v2.0とv3.0、OpenStack Swift
    POSIX準拠

仕様

オペレーティング・システム IBM AIX、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、
Microsoft Windows Server 2012、Microsoft Windows 7
ハードウェア(最小要件) x86 アーキテクチャー:インテル EM64T プロセッサーまたはAMD Opteronプロセッサー、最小1GBのシステム・メモリー
IBM POWER アーキテクチャー:AIX v6.1またはv7.1、Linux on POWER(最小)、
最小1GBのシステム・メモリー、IBM z Systems(Linuxのみ)
ファイル・システム当たりの
最大ファイル数
ファイル・システム当たり264個のファイル
最大ファイル・システム・サイズ 299バイト
ノードの最小数/最大数 1/16,384
プロトコル POSIX、GPFS、NFS v4.0、SMB v3.0
ビッグデータとアナリティクス:Hadoop MapReduce
クラウド:OpenStack Cinder(ブロック)、Swift(オブジェクト)

  • 下記の資料をダウンロードいただけます。
  • IBM Spectrum Storage ファミリー
    すべてのデータから大きなビジネス価値を

IBM、IBMロゴ、その他各ストレージ製品は世界の多くの国で登録されたIBM Corp.の商標です。